「理系だけど、社会で役立つことも学びたい」
「工学って聞くと機械ばっかりのイメージ…」
そんな人におすすめなのが、経営システム工学科です。
この学科では、数学やプログラミングといった理系の力を使って、
「どうすれば会社や社会をもっと効率よく動かせるか」を考えます。
ちょっと堅そうに聞こえるけど、実際はゲーム感覚で“最適な方法”を探すのが楽しい学科なんです。
◆どの大学で学べるの?
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東京工業大学:データ分析や最適化など理論的な内容に強い
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早稲田大学・慶應義塾大学:企業との連携が盛んで、実践的な学びが多い
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筑波大学:オペレーションズリサーチ(効率化のための数学)に定評あり
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横浜国立大学:経営学や経済学との連携が特徴で、就職に強い
👉 大学によって「理論を突き詰めたい」か「社会での応用を重視したい」かでカラーが分かれます。
◆どんな授業をするの?(1年〜4年の流れ)
🔹1年生:基礎をしっかり
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数学(微積・統計)
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プログラミングの基礎(Pythonなど)
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経営学や会計学の入門
👉 理系と文系、両方の基礎を少しずつ学びます。
🔹2年生:社会の仕組みを理系の力で考える
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オペレーションズリサーチ:たとえば「どう並べたら遊園地の行列が短くなる?」を数学で考える
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データベース:大量のデータを整理して使いやすくする方法
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経営情報システム:会社を動かすシステムをどう作るか
🔹3年生:応用&プロジェクト型の学び
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AIや機械学習を使った需要予測
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サプライチェーンマネジメント(物流や在庫を効率化する学問)
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チームでシステムやアプリを企画・開発する実習
🔹4年生:卒業研究で集大成
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企業と連携した研究や、データ分析を使った課題解決
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自分でテーマを決めて研究 → 発表・レポートにまとめる
◆どんな学生が多い?
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数学が得意で、数字を使って考えるのが好き
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プログラミングにちょっと興味がある
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「どうすれば効率よくできるか」を考えるのが得意
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経済や社会のニュースに関心がある
オリエンテーションで「趣味は株価データの分析です」なんて言う学生も。
理系の探究心と、社会をよくしたい気持ちを持った人が集まります。
◆卒業後の進路
経営システム工学科の強みは、進路が広いこと。
理系のスキルとビジネスの視点を両方持っているので、いろんな業界から求められます。
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コンサルティング:野村総研、アクセンチュアなど
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IT・通信:NTTデータ、ソフトバンク、楽天など
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メーカー:トヨタ、ソニー、日立など
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金融:メガバンクや保険会社でのデータ分析
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公的機関:自治体や研究所のシステム企画部門
👉 特に、AIやデータサイエンスの知識を活かせる分野は今後も需要大です!
◆まとめ:「理系の力で社会を変えたい」人にぴったり
経営システム工学科は、
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理系の知識を使いたい
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でも、社会やビジネスにも直結することを学びたい
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就職の幅を広げたい
そんな思いを持つ人におすすめの学科です。
数学やプログラミングが好きで、「社会に役立つことがしたい」と思うなら、
経営システム工学科はきっと、あなたにとって最高の選択肢になります。