東大・京大コース】

国語  東大国語のポイントは現代文の要約力
英語1Aの要約問題をはじめとして、文意を汲み取り、限られた文字数で言語化する能力は、他科目の処理速度にも正の影響を及ぼします。勉強法がまだ広く浸透していない現代文において、対策できている人だけが国語を得点源とすることができます。

英語  東大英語のポイントは処理速度
東大の英語は、英作文、リスニング、長文読解、和訳、空所補充などあらゆるジャンルからの出題があるために、時間内に解き切るためには入試最高レベルの処理能力が求められます。しかし、東大英語は基礎が身についていれば英検2級相当の語彙力で突破可能です。鍵となるのは、英文法と英文解釈を攻略することです。

数学  東大数学のポイントは素早い問題解決能力
東大の数学は、150分6問(理系)、100分4問という短い制限時間の中で、問題解決能力と処理能力の両面が求められる試験です。解法を重視し、計算過程は大変でない傾向にある京都大学の数学に比べ、重たい計算でも自分の解法を信じて正確に計算し切る粘り強さが必要になります。
計算の安定感と、できるだけ多くの解法を身につけ、高校3年生の夏休み前から過去問に触れられることが理想となります。

世界史 東大世界史のポイントは正確な知識と文章表現力
東大の世界史は600字の大論述が特徴的であった(2024年度は360字+150字の論述に分かれた)。教科書のあらゆるページの知識を結集して「訊かれていることに答える」首尾一貫した論旨を完成させることが求められます。
そのため東大世界史はどれだけ一問一答を完璧にしても合格点をとることはできません。知識同士を有機的に繋げ、アウトプットする訓練が最も重要です。